入館者の声

入館者の声

大正大学 M.Kさん

相談できる大人や友人が館内にいる...それが大きかったです
入館者の声

北園に入ったきっかけは

母親が「ここがいいんじゃない?」って事前に調べてくれていて、大学のオープンキャンパスで住宅説明会を見に行ったら、住んでいる方が実際にブースいて(笑)。お話を聞いて、そのまま見学に来ましたね。

部屋探しの条件はありましたか?

私は食事が一番心配でした。だけど小食なので「必ず2食付き」はちょっと無理だなと思っていて、臨機応変なスタイルがいいなと思いました。

他の物件も見学しましたか?

学生マンションも一軒見たんですけど、そこは「管理人さんがいる」っていうだけで、ちょっと暗くて...。北園に来るときには商店街も歩いてきて、街の雰囲気もよさそうだなって感じました。

実際の生活はいかがでしたか。

困った時はフロントで助けてもらえるし、館内で友達もできたので色々と相談できました。ちょっと体調が悪い時に「帰りに何か買ってきて」とお願いしたり、逆にやってあげたり。助け合いながら生活できたので、ひとり暮らしより心細くなく、よかったなって。

館内の友人はどんなきっかけでできたんですか?

新歓パーティーで一緒のテーブルになって、それからですね。同じフロアの専門学校に通う子で、彼女はもう卒業しましたが、今でも2,3日に1回は電話しています。

本当に仲がいいんですね。心配していた食事はいかがでしたか。

一年生の頃は資格取得で忙しく、2食付きプランにすごい助けられました。さっきの友人が呼びに来てくれて、一緒に食べに行ったりしていました。2,3年からは自炊するようになって、週一回くらい食堂に頼っています。

学生会館でよかったことはありましたか?

3年の時、バイトに向かう途中でおなかが痛くなって、動けなくなってしまったんです。とりあえず親にしたけど繋がらなくて、一人で道にうずくまって...。ハッと思って会館に電話を掛けたらスタッフの方が出てくれて、救急車を呼んでもらって、親にも連絡を取ってくれました。救急車が病院に着いて10分くらいですぐ駆けつけてくれて、検査にもずっと付き添ってくれて...。結果はただの低血圧だったんですけど、最初は「お腹が痛いけどどうにもできない、場所も説明できない」という状況だったので、もう、すごい助かりました。

新型コロナは大学生活にも影響しましたか?

今年(2020年)はほとんど大学に行けなかったですね。家族の仕事に影響しそうだったのと、アルバイトもあったので、シフトは減らしてもらいつつ、私もそのまま東京にいました。やっと、お正月に久々に実家に帰りました。

入館者の声

少し寂しかったですね。

でも、インターネット環境がめっちゃ良くなったじゃないですか。ZOOMで連絡を取ったり、授業もオンラインで受けていたので、困ることはなかったです。

学生会館の諸規則はいかがでした?

困ったことはないかな...。逆にアルバイトも「門限があるので」と言って早めのシフトにしてもらえたし、遅くまで飲もうという友達もいなかったし。

コロナは就活にも影響しました?

結構ありました。志望業種の採用数が減ってしまって、GW前後は全く進まなくなってしまいました。仕切り直して、ネットでとにかく調べて、最終的に愛知にある、おもちゃと絵本の会社に内定をいただくことができました。逆にこういうことがなければ、そこまで調べたりせず、たどり着けなかったかな。

悪い事ばかりではなかったのですね。

何もなければ東京近辺の会社で...という感じで妥協して、何かをあきらめていたと思うんです。結果的に大学での学びを生かして、一番やりたいところに決まったので良かったです。

これから進学する方へメッセージをお願いします。

田舎から出てきて、本当に「独り」でのスタートは不安でした。大学の友人は実家通学が多くて、ひとり暮らしの相談はあまりできないので...。学生会館は相談できる大人もいるし、同じように暮らしている子がいっぱいいる。そういう友達ができたのが一番大きかったなあ。何でもしゃべれるし、半分一緒に暮らしているんじゃないかくらい(笑)。一方で、自分でできるようになったこともすごい多かったので、学生会館での生活は、社会人になって本当のひとり暮らしを始める"いい練習"になったと思います。

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